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このほどWBA(世界ボクシング協会)は1月31日付のランキングを発表したが、前月までクルーザー級スーパー王者だったデニス・レベデフ(38=露)を休養王者に格下げした。レベデフはWBAスーパー王座とIBF(国際ボクシング)王座を持っていた16年12月にムラト・ガシエフ(24=露)に12回判定負けを喫したが、試合はIBFタイトルマッチとして挙行されたためWBAスーパー王座はレベデフが保持したままとなっていた。
レベデフはガシエフに敗れたあと17年7月にマーク・フラナガン(豪)に12回判定勝ちを収めてスーパー王座の防衛を果たした。しかし、ほかの主要4団体の王者たちが賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」に参加するなかレベデフだけが取り残されたかたちになった。本来ならばレベデフはWBAレギュラー王者のジュニエル・ドルティコス(キューバ/米)と団体内統一戦を行わなければならないが、ドルティコスがWBSSに参戦しているため先送りになっている。こうしたなかWBAはレベデフをスーパー王者から休養王者にスライドさせ、代わりにWBSSの優勝者との対戦を義務づけた。