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[海外ニュース]2018.3.7

「ニューヨーク・ウォーズTV編」はワイルダー勝利

 3日、米国ニューヨークではバークレイズ・センターとマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブ・アリーナ「ザ・シアター」の2会場でダブル世界戦が行われ、ケーブル・テレビのショータイムとHBOがそれぞれのイベントを生中継した。その結果、ショータイムが放送したデオンタイ・ワイルダー(32=米)対ルイス・オルティス(38=キューバ/米)のWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチが平均で100万件を超す視聴件数をマークして勝利を収めたかたちとなった。

 ニールセン・メディア・リサーチのデータによると、ショータイムで生中継されたワイルダー対オルティスは平均で105万5000件だった。ピーク時には181万件に跳ね上がっており、これはワイルダーの世界戦のなかでは戴冠試合(15年1月のバーメイン・スティバーン戦=平均120万件、ピーク時130万件)を超える数字となった。なお、ワイルダー対オルティスのセミで行われたIBF(国際ボクシング連盟)スーパーミドル級暫定王者アンドレ・ディレル(米)対ホセ・ウスカテギ(ベネズエラ/メキシコ)は、平均が67万3000件、ピーク時が80万7000件だった。
 これに対しMSGのザ・シアターで行われたライトヘビー級のダブル世界戦は、メイン格のセルゲイ・コバレフ(露/米)対イゴール・ミカルキン(露/独)が平均で59万9000件、ピーク時67万4000件にとどまった。ドミトリー・ビボル(キルギスタン/露/米)対サリバン・バレラ(キューバ/米)のWBA(世界ボクシング協会)タイトルマッチは平均が51万2000件、ピーク時57万件だった。


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