海外試合結果
アルバレスの4階級制覇挑戦
2019.11.3
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3日(日本時間4日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)のサブ・アリーナ、ザ・シアターではWBO(世界ボクシング機構)ライトヘビー級タイトルマッチ、王者セルゲイ・コバレフ(34=露/米)対挑戦者同級5位イゴール・ミカルキン(32=露/独)の12回戦が行われた。ダブルメインとしてWBA(世界ボクシング協会)同級タイトルマッチも挙行された。

〇セルゲイ・コバレフ(露/米)
7回2分25秒TKO
×イゴール・ミカルキン(露/独)
〇ドミトリー・ビボル(キルギスタン/露)
12回1分41秒TKO
×サリバン・バレラ(キューバ/米)
昨年11月の決定戦を制して返り咲きを果たしたコバレフは、正確で強い左をテンポよく突いて初回から主導権を握った。サウスポーのミカルキンは手数が少なく、反撃の糸口さえつかめない様子だった。毎回のようにコバレフがポイントを重ねるなか、挑戦者は出血で顔面を朱に染めて敗色が濃くなっていった。7回開始前にはドクターがミカルキンの顔面の傷をチェックし、ここは続行OKとなった。しかし、そのラウンドの後半に再度、ドクターの診断が入り、今度はNOとなった。それまでの採点は二者が60対54、もうひとりも59対55と一方的にコバレフがリードしていた。王座奪還後の初防衛を果たしたコバレフは35戦32勝(28KO)2敗1分、ミカルキンは23戦21勝(9KO)2敗。

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