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WBA(世界ボクシング協会)スーパーミドル級スーパー王者のジョージ・グローブス(29=英)は、17日に英国マンチェスターで行ったクリス・ユーバンク・ジュニア(28=英)との2度目の防衛戦で、最終回に左肩を脱臼していたことが分かった。賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」の決勝戦が6月2日に控えているが、「完治までにどれだけの期間が必要かをみなければならないが、大丈夫じゃないかな」と楽観的だ。
17日の試合では不利の予想が多いなかグローブスは前半から優位に立ってライバルをコントロールし、中差の12回判定勝ちを収めた。しかし、最終12回に左ジャブを放った際に左肩を痛め、その回は防戦に追われることになった。試合後、病院で診察を受けたところ脱臼だったことが判明した。治療を受けたあとは痛みもないという。グローブスは「様子をみなければいけないが」と前置きしつつも「以前、アゴを骨折したときもすぐに回復した。私はクリーンな生活を送っているのでケガの回復は早いんだ」と話している。
WBSSのスーパーミドル級トーナメントの決勝に駒を進めているグローブスは、24日(日本時間25日)のカルム・スミス(英)対ユルゲン・ブレーマー(独)の勝者と対戦することになる。