海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
米国・カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツパークで5月1日(日本時間2日)、元世界ヘビー級3冠王者アンディ・ルイス(31=米)vs元世界挑戦者クリス・アレオーラ(40=米)のラティーノ・ヘビー級対決が挙行された。
アンダーカードでは、ふたつのWBA(世界ボクシング協会)の王座決定戦。WBAスーパーウェルター級正規王者のエリスランディ・ララ(28=キューバ)vsWBA同級8位トーマス・ラマンテ(29=米)のWBA世界ミドル級正規王座決定戦。そして、WBA世界フェザー級暫定王座決定戦として、WBA同級1位エドアルド・ラミレス(28=メキシコ)vsWBA同級8位イサック・アベラー(23=メキシコ)戦が行われた。
ルイスがダウンを挽回して判定勝利
最初にルイスがプレッシャーをかけていくも、2回にアレオーラが右の打ち下ろしでルイスからダウンを奪った。再開後も連打をコネクトさせたアレオーラは3回にも、左で腰を落とさせるなど優位に試合を展開した。中盤、前に出続けたルイスが次第に手数で上回り、ペースを逆に奪い返して終盤に突入。8回にアレオーラは左肩を回して負傷を感じさせるも試合は続行され、最後まで戦いに抜いて終了のゴング。3-0(117-110、118-109×2)でルイスが再起戦を勝利で飾った。
約1年半ぶりの試合で安定した試合を見せたルイスの戦績は36戦34勝(22KO)2敗。ダウンを奪うなど健闘を見せたアレオーラは48戦38勝(33KO)7敗1分2無効試合とした。
約1年半ぶりの試合で安定した試合を見せたルイスの戦績は36戦34勝(22KO)2敗。ダウンを奪うなど健闘を見せたアレオーラは48戦38勝(33KO)7敗1分2無効試合とした。
ララが初回KOで2階級制覇
WBA世界ミドル級正規王座決定戦は1発で決着。サウスポーのララが初回1分を過ぎたところ、身体をかがめて放った左フック気味のパンチでラマンテからいきなりのダウンを奪った。レフェリーはダウンをした瞬間に試合をストップ、ララが初回1分20秒KO勝利で2階級制覇を達成した。
現在保持するWBA世界スーパーウェルター級タイトルを保持したままの2階級制覇となったララの戦績は31戦28勝(16KO)3敗。敗れたラマンテは36戦30勝(12KO)5敗1分とした。
現在保持するWBA世界スーパーウェルター級タイトルを保持したままの2階級制覇となったララの戦績は31戦28勝(16KO)3敗。敗れたラマンテは36戦30勝(12KO)5敗1分とした。
ラミレスがTKOで暫定王座獲得
サウスポー同士での決定戦となったWBA世界フェザー級暫定王者決定戦。初回からパンチの交換で始まるも試合が決まったのは3回だった。40秒ほどが過ぎたところでラミレスの右フックを顎に受けたアベラーがダウン。ダメージを見せるも立ち上がったが、再開後にラミレスの追撃の右が入るとレフェリーが試合をストップ。ラミレスが暫定王座決定戦ながら世界初載冠を果たした。
スピーディーな攻撃で王座を獲得したラミレスの戦績は30戦25勝(12KO)2敗3分1無効試合。立ち上がりよく始まるも、決定打を受けてしまったアベラーは20戦17勝(10KO)3敗とした。
スピーディーな攻撃で王座を獲得したラミレスの戦績は30戦25勝(12KO)2敗3分1無効試合。立ち上がりよく始まるも、決定打を受けてしまったアベラーは20戦17勝(10KO)3敗とした。