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[海外ニュース]2018.5.24

ガルシアvsポーター 25日に興行権入札

 キース・サーマン(29=米)が返上して空位になっているWBC(世界ボクシング評議会)ウェルター級王座の決定戦は、元王者で現1位ダニー・ガルシア(30=米)対元IBF(国際ボクシング連盟)王者で現WBC2位ショーン・ポーター(30=米)のカードで行われることになっているが、その試合の興行権入札が25日、WBC本部のあるメキシコシティで行われる。

ショーン・ポーター

 もともとWBC王座はガルシアが持っていたが、昨年3月にWBA(世界ボクシング協会)王者だったサーマンに12回判定負けを喫して失った。統一王者になったサーマンは、この試合前から痛めていた右肘の手術を行ったため戦線離脱。この間にWBCの指名挑戦権を獲得したポーターを待たせることになった。今年2月になるとブランドン・リオス(米)を倒したガルシアが新たに指名挑戦権をゲット。この時点では挑戦の優先順位はポーター、ガルシアの順となっていた。こうしたなかサーマンは5月19日に相手未定のまま復帰&防衛戦が決まったが、トレーニング中に手を痛めたため試合をキャンセルし、WBC王座を返上したという経緯がある。これを受けWBCはガルシアとポーターで決定戦を行うよう指示を出したが、交渉はまとまらなかったようだ。ガルシアは35戦34勝(20KO)1敗、ポーターは31戦28勝(17KO)2敗1分。


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