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IBF(国際ボクシング連盟)フェザー級王者キコ・マルチネス(36=スペイン)が26日(日本時間27日)、挑戦者で元IBF同級王者ジョシュ・ウォーリントン(31=英)を迎えて、英国・ヨークシャー州リーズのファースト・ダイレクト・アリーナで初防衛に臨んだ。
ウォーリントンがTKOで王座返り咲き
注目の一戦は初回から動いた。バッティングで左眉間をカットしたマルチネスに対し、ウォーリントンが右フックでいきなりダウンを奪った。その後もウォーリントンがロープ際に肩で押し込み、フックを浴びせて試合を優位に進める。マルチネスは4回にも右のこめかみをカット。苦しい状況を打破すべく6回には前に出た。7回、よりプレッシャーをかけるウォールントンが、ロープ際で怒涛の連打を繰り出すと、レフェリーが試合をストップ。ウォーリントンがTKO勝利で世界王座返り咲きに成功した。
地元リーズの熱い声援を受け、見事に世界王座再載冠に成功したウォーリントンの戦績は、34戦32勝(9KO)1敗1分。初防衛に失敗したマルチネスは、57戦43勝(30KO)12敗2分とした。