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スーパーバンタム級主要4団体統一チャンピオン井上尚弥(31=大橋)に挑戦するTJドヘニー(37=アイルランド)が23日、成田空港到着便で来日した。
試合当日は、9月3日(火)に有明アリーナからLeminoがライブ配信する。全国の所定の映画館にて、ライブビューイングも行われる。
試合をするチャンスがあれば、世界中を飛び回ってキャリアを積み重ねてきたことを自負するドヘニーは、今回のフライトも「心地よかったよ」と疲れを見せず、ボストンからの長旅にも笑顔がこぼれた。スプリングフィールドで10週間のトレーニングを終えたことを明かしたが、スパーリングに関する試合前の定番の質問には、「ラウンド数はわからないが、沢山やったよ」と、充実した時間を過ごせたことを伝えた。
モンスターへの挑戦とあって、英語で不利を意味する「アンダードッグ」という立場で、試合を迎えることに関して、「今までにも何度もアンダードッグと呼ばれてきたが、問題なかった」と、元世界チャンピオンのプライドを見せた。その上で、「ボクサーなら誰でも憧れる4団体統一(Undisputed champion)のチャンスがきた。夢を叶える時が来たよ。モチベーションは高い」と嬉しそうに笑った。
尚弥の試合を初めて見たのは、英国グラスゴーで行われたエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)戦、WBSSトーナメントの準決勝として行われたWBA・IBF世界バンタム級王座統一戦を見たというドヘニーは、「グラスゴーで初めて見てからずっとフォローしてきたよ」と、モンスターに注目してきたことを明かした。井上と試合をするにあたって「スピード、パワー、技術など、すべての能力が高いが、何か一つに絞るのではなく、全体的に対策してきた」と述べ、9年間コンビを組むヘクター・バミューデストレーナーと「食べる、寝る、ボクシングをする」だけのトレーニングを振り返った。
囲み取材を終えると、日本のボクシングファンに「Hello Japanese fans, The power is back!」と呼びかけた!