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東京五輪では前回のリオデジャネイロ五輪に引き続き、プロボクシング経験者の出場が認められており、メキシコやアルゼンチンでは現役の女子世界王者たちも国内予選にこぞって参加する一幕があり、前世界ヘビー級王者のアンディ・ルイス・ジュニア(メキシコ)にもメキシコ大統領から直々に出場リクエストがあったほどだ。現在行われているアジア・オセアニア予選に出場しているプロ経験者で特に目を引くのは、香港の超スーパースターであるレックス・ツォー(32=香港)だ。
プロ最終試合の河野戦
「香港人初のプロボクサー」という触れ込み(諸説あり)で、22連勝の快進撃を誇っていたレックスは、WBO(世界ボクシング機構)1位で世界王座挑戦にスタンバイの状態だったが、2017年10月に行われた河野公平(ワタナベ)戦で目を負傷。以後、リングから遠ざかっていたが、2018年に東京五輪を目指す路線に変更復帰することを発表した。予選1回戦でタジキスタン代表と対戦予定のレックスは「プロ・アマのルールの違いに対応するために、とにかく急いで動くボクシングを心掛けてきたので、その成果を発揮したい」と本戦出場に燃えている。