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IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級王者のフェリックス・アルバラード(30=ニカラグア)が14日に神戸市内のジムで報道陣に練習を公開した。アルバラードは19日(日)に神戸ポートピアホテルで同級3位の小西伶弥(25=真正)を迎えて初防衛戦に臨む。2013年大晦日以来2度目の来日となるアルバラードは、「前回、日本に来た時(井岡一翔戦)は自分のクオリティーを示すことができなかった。今回は本当のフェリックス・アルバラードを見てほしい」と王座防衛に自信を示した。
翻訳アプリを使っての会見
アルバラード陣営は英語での会見を拒否し、翻訳アプリを使用しての会見となった。残りウェイトが1kgだというアルバラードは、「厳格な食事を行っているので非常にしっかりしている。準備に満足している」とコメント。表情には疲労の色が見えるが、「ボクサーにとって減量はハードだが、行わなければいけない仕事の一部だ」と問題なしを強調した。
ミット打ちは1ラウンドで終了
挑戦者の小西の印象を聞かれたアルバラードは、「カルロス・カニサレスとの試合を見たが、中に入ってくる選手で武士のようだ。タフな対戦相手だがタイトルを持って帰りたい」と必勝を誓った。現在10連続KO中と好調をキープするが、「自分のライバルを常に尊重している。やるべきことをやるだけだ」とKO宣言は出なかった。会見後には時差ボケの影響からか、シャドーボクシングやロープ、ミット打ちなどわずか30分で終了した。