海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBA(世界ボクシング協会)は2月24日の決定戦を制して同団体フライ級王者になったアルテム・ダラキアン(30=アゼルバイジャン/ウクライナ)に対し、元暫定王者で現1位のヨドモンコン・ボーサエンテップ(27=タイ)との指名防衛戦を指示した。交渉期限は3月27日で、この間に両陣営が合意に至らない場合は興行権入札を行うとしている。
ダラキアンは2月24日にブライアン・ビロリア(比/米)に大差の判定勝ちを収め、井岡一翔(井岡)が返上した王座の後継者になった。戦績は16戦全勝(11KO)。2月28日発表のWBAランキングでフライ級1位に上がったヨドモンコンは元同級暫定王者で、14年12月にアルゼンチンで正王者のファン・カルロス・レベコ(亜)に5回TKO負けを喫して無冠になったが、以後は二線級を相手に15連勝(14KO)を収めている。52戦49勝(34KO)3敗。なお、WBAの新ランキングではフライ級2位に黒田雅之(川崎新田)が上がってきている。