拳四朗、身長差は12.5cm!

　5度目の防衛戦を3日後に控えたWBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の拳四朗(26=BMB)が27日、都内のホテルで予備検診に臨んだ。両者ともに異常は見られなかったが、挑戦者で同級7位のサウル・フアレス(28=メキシコ)と12.5cmの身長差があることに拳四朗は、「ここまで身長差があるとは思わなかった」と驚きを隠せなかった。 試合は30日に東京・大田区総合体育館で行われる。

　フアレスを見た26歳のチャンピオンは、「思っていたより若々しいですね」と率直な感想を話し、「相手は頭が低いので上だけでなく下(ボディ)にもパンチを散らしていきたい。焦らずジャブを突き、自分の距離で戦えば自然とKOになる」と王者の風格を漂わせた。

　一方のフアレスは、「彼にとって常に動き回る私はやりやすい相手ではないと思う」と不敵な笑みを浮かべ、「これまで23cm高い相手とも戦ってきたので問題ない」とキッパリと言い切った。

WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者:拳四朗(BMB)
身長:164.0cm
頸周:34.0cm
胸囲:85.0cm
リーチ:163.2cm
血圧:130/87mm/Hg
脈拍:54/min
体温:36.4℃

挑戦者:サウル・フアレス(メキシコ)
身長:151.5cm
頸周:34.8cm
胸囲:87.0cm
リーチ:163.0cm
血圧:117/66mm/Hg
脈拍:48/min
体温:36.7℃