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東日本ボクシング協会選考の10月度月間賞の表彰式が12日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」で行われ、MVPに選出された日本&OPBF東洋太平洋&WBOアジアパシフィック・ライト級王者の吉野修一郎(三迫)、ダブル敢闘賞の世界フライ級ランカーの中谷潤人(M.T)、日本ライトフライ級追王者の高橋悠斗(K&W)に賞状と記念品が贈られた。
ここまで日本王座を4度防衛中の吉野は、MVP受賞を喜ぶと、指名挑戦者の富岡樹(REBOOT.IBA)とのチャンピオンカーニバルを来年2月13日(木)に後楽園ホールで行うと発表。「リスペクトしている相手だが、僕はその先を目指しているので負けられない。必ず勝って世界に行く」と飛躍を誓った。
ベルト奪取に自信があると富岡
一方、10月の最挑戦者決定戦を勝ち上がりチャンスを掴んだ富岡は、「僕の方が負けるという予想も多いが自信はある。チャンピオンと呼ばれたいし、ベルトも世界ランキングもほしいので僕が勝ちます。試合を楽しみにしています」と意気込んだ。
2月に激突!
これまで何度もスパーリングで手を合わせてきた吉野と富岡。11戦全勝(9KO)、7連続KO中の安定王者の優位性は揺るがないが、手の内を知る富岡なだけに対策次第では波乱も十分にありそうだ。