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日本ライトフライ級タイトルマッチの前日計量が9日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、王者の堀川謙一(39=三迫)と挑戦者で同級4位の高橋悠斗(26=K&W)が秤に乗った。試合は明日の10日に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナルにセットされている。
コンディションも問題なし
現役最多の57戦目を迎えた堀川はリミットちょうどの48.9kgを計測。8月に行われる予定だった防衛戦は相手の体調不良により前日に試合中止となり、今回は仕切り直しの一戦となる。堀川は、「前回の試合がなくなってすぐに10月にやるかと聞かれたので、即答した。すぐに試合を決めてくれたジムに感謝している」と話すと、「調整にぬかりはない」と静かに闘志を燃やした。
しっかり勝つ
挑戦者の印象を聞かれた堀川は、「思い切りパンチを振ってくる危険な相手」と警戒。その上で、「これまで通り、丁寧に戦っていく」と落ち着いた口調で意気込んだ。
世界ランキング上位に位置する堀川は、ここを勝てば来年には世界も見えてくる。そのことに話が及ぶと首を横に振り、「明日に負けたら何もない。勝つことだけを考える。すべては勝ってから」と明日の勝利に全神経を集中させていた。
世界ランキング上位に位置する堀川は、ここを勝てば来年には世界も見えてくる。そのことに話が及ぶと首を横に振り、「明日に負けたら何もない。勝つことだけを考える。すべては勝ってから」と明日の勝利に全神経を集中させていた。
自信に満ち溢れていた高橋
一方、タイトル初挑戦の高橋もリミットちょうどの48.9kgでパスした。計量を終えて囲み取材に応じた高橋は、「減量も上手くいきワクワクしている。相手の映像はあまり見ていない。自分の強みを活かして挑戦者らしく戦う」と自信を示し、「間近でベルトを見て、明日はこれが俺の物になるのかと思った。勝つイメージしか沸かない」と決戦を待ちわびていた。