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OPBF東洋太平洋ライトフライ級12位の板垣幸司(広島三栄)が11日、広島市内のNTTクレドホールで開催された「2019 SANEI FIGHT PROBOXING」のメインイベントでOPBF同級王者のエドワード・ヘノ(比)に挑戦した。これが3度目のタイトル挑戦となる板垣は序盤、冷静に距離をはかり、中盤からエンジンを全開にした。
ヘノが大差判定勝利で防衛
試合は、ヘノが終始自分の距離でボクシングをし完勝。開始からサウスポーのヘノは右フックで板垣の距離を意識させ、左ボディを狙う。中盤から思い切りよく飛び込んだ板垣だが、打ち終わりのパンチを警戒して単発になってしまった。後半、ヘノの強烈なボディで動きの止まった板垣は3度のダウンを奪われて大差の判定で完敗した。
イタガキはタフだった
試合後、ヘノは「イタガキはとてもタフなファイターだったが、私のフックが効いたと思う。中盤から彼の動きは鈍ったので勝てたと思った。日本の皆様サポートありがとうございました」と笑顔を見せた。
距離が遠かったと板垣
一方、3度目のタイトル挑戦も戴冠が叶わなかった板垣は、「完敗でした。入っていけなかったですね。距離が思っていたより遠く、対応ができなかったです。悔いがないといえばウソになりますが、悔いなくやれました。会長にもこれだけチャンスをもらい、これが最後と思ってやってきたので、これで最後です」と引退を口にした。