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カリブ海のドミニカ共和国・首都サントドミンゴで30日(日本時間31日)に開催を予定していた無観客試合は、同国政府により中止となったと、中継を行う予定だった米国ESPNが報じた。14年に日本で河野公平氏(ワタナベ→引退)と引き分けたWBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級7位ノルベルト・ヒメネス(29=ドミニカ共和国)vsエリエセル・アキノ(32=ドミニカ共和国)のバンタム級10回戦をメインイベントとした、合計6試合がセットされていたが直前に中止が決まった。
WBAのサポートも実らず
ドミニカ共和国は国内のスポーツ・イベントを27日まで禁止し、その後についてはスポーツ庁との協議の上で開催合意が必要としていた。地域タイトル戦が2試合あったWBA(世界ボクシング協会)も主催者のシュアン・ボクシング・プロモーションをバックアップ。関係者が必要とする保護キットを40個ほど送るなどサポートしてきた。興行参加者を集めて医師による防止の説明、コロナウイルスの検査などを行い全員が陰性の確認が取れていたが、政府からの承認は得られなかった。