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IBF世界フェザー級11位の阿部麗也(24=KG大和)が1日、都内の日本ボクシングコミッション事務局で前日計量に臨んだ。阿部は明日の後楽園ホールで開催される「A-signBee.11/大和魂」のメインイベントで元日本スーパーバンタム級3位の渡部大介(26=ワタナベ)と対戦する。セミファイナルにはIBF世界スーパーライト級5位の近藤明広(32=一力)が出場。昨年11月に米国での世界挑戦以来となる再起戦を行う。
すべてにおいて圧倒する
9連勝を狙う阿部は100gアンダーの57.0kgでパス。相手探しに苦労しているという阿部だが渡部が名乗りを挙げた。「なかなか相手が決まらない中、対戦してくれて感謝している。ただ、普通に戦って蹴散らす。気持ちだけでは勝てないことを証明する」と気を吐いた。現在、日本ランキング2位の阿部は「あと2〜3戦でタイトルマッチとなるので絶対に負けられない」と拳を握った。
作戦は立ててきた
一方、初回KO負けからの再起戦となる渡部は100gアンダーの57.0kgでクリア。「10日前からグーンと調子が上向いてきた。できの悪いスパーリングも1回もなかった。絶好調です!」と自信を示した。今年1月からメンタルトレーナーと栄養士にアドバイスを受けている渡部は「サウスポーは苦手でない」と話すと、隣にいた小口忠寛トレーナーも「秘策がありますよ」とニヤリとした。
左:近藤の復帰戦
4ヶ月ぶりの試合となる近藤明広は200gアンダーの63.3kg、拳を交えるリクヒットは500gアンダーの63.0kgでクリアした。世界戦直後の控室でマッチメーカーに「もう一度(世界戦の)チャンスを与える」と言われ復帰を決意した近藤。「慎重になりすぎず再び世界をアピールできる試合を見せたい」と抱負を口にした。