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日本スーパーフェザー級4位の中川兼玄(25=三迫)が8日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナル、スーパーフェザー級8回戦に出場。元日本フェザー級王者で日本スーパーフェザー級5位の源大輝(29=ワタナベ)と対戦した。
4連勝中の中川は強打を誇る源と真っ向から打ち合うと、上下に打ち分け完勝した。試合後に電話取材に応じた中川は「強い元日本チャンピオンに勝てて、自信につながった」と声を弾ませた。
4連勝中の中川は強打を誇る源と真っ向から打ち合うと、上下に打ち分け完勝した。試合後に電話取材に応じた中川は「強い元日本チャンピオンに勝てて、自信につながった」と声を弾ませた。
怒涛の5連勝!
5勝(3KO)6敗の戦績から5連勝し、強敵の源にも打ち勝った。中川は「源さんの右フックに気を付けながら、こっちの右ストレートを警戒されたら上下に打ち分ける作戦だった。パンチは強かったが、思っていた以上にパンチが見えたので強打に耐えることができた」と試合を振り返った。
連勝の理由を「これまでは負けたらどうしようと考えていたが、開き直って戦えるようになった」とメンタル面での成長を挙げた。
連勝の理由を「これまでは負けたらどうしようと考えていたが、開き直って戦えるようになった」とメンタル面での成長を挙げた。
工夫しながら戦った
被弾しながらも常に前に出てきた源に「頭の一番硬い場所でパンチを受け止めてダメージを最小限に抑えながら、前に出てこられて嫌だった」と話したが、「ジャブで崩したりボディを入れたりと工夫して戦うことができた」と快勝に胸を張った。
満点の出来かと思いきや「効いているのがわかったのにパンチをまとめることができなかった。もっと倒しにいく気迫が必要」と課題を挙げるのも忘れなかった。
満点の出来かと思いきや「効いているのがわかったのにパンチをまとめることができなかった。もっと倒しにいく気迫が必要」と課題を挙げるのも忘れなかった。
チャンピオンを目指す
「自分がチャンピオンを狙える位置までくるとは思っていなかった」と快進撃に中川本人も驚きを隠せないようだが、「永田さん(永田大士/日本スーパーライト級王者)や中川さん(中川健太/日本スーパーフライ級王者)が『次はお前がチャンピオンになる番だ』と言ってくれて励みになった」。「会長が強敵と試合を組んでくれたおかげでここまで来ることができた」と感謝している。
続けて「藤北さん(藤北誠也/日本フライ級1位)が10月18日(日)に日本タイトルマッチでチャンピオンになるので次は自分がチャンピオンになる番だと思っている」とスーパーフェザー級でのタイトル獲得を誓った。
続けて「藤北さん(藤北誠也/日本フライ級1位)が10月18日(日)に日本タイトルマッチでチャンピオンになるので次は自分がチャンピオンになる番だと思っている」とスーパーフェザー級でのタイトル獲得を誓った。