[インタビュー]2026.7.7
「やっと僕の番がきた」辻本純兵が12年越しの日本王座初挑戦
日本スーパーウェルター級6位の辻本純兵(32=帝拳)は、7月15日(水)、後楽園ホールで開催される「TREASURE BOXING PROMOTION 13」のセミファイナルで、王者の左右田泰臣(38=EBISU)に挑戦する。
キャリア12年目でたどり着いた、初の日本タイトルマッチだ。
ここまでの道のりは平坦ではなかった。デビュー戦黒星、初勝利までの苦闘、怪我による離脱、長い試合間隔――。帝拳ジムという国内最高峰の環境で存在感を示し続けることは容易ではなく、後輩たちが先にベルトを巻く姿も見てきた。
それでも辻本は、立ち止まらなかった。試合が決まらない時期も、スパーリングで打ちのめされる日々も、自分を見失わずに積み上げてきた。支えとなったのは、尊敬する先輩からっ掛けれらた言葉だった。
「いつか絶対にチャンスは来る」
その言葉を胸に、32歳の挑戦者はリングに立つ。
■キャリア12年目で念願のタイトルマッチです。
辻本 ここまで長かったですね。怪我をしたり、上にも選手がいますし。帝拳ジムで存在感を示してランキングを上げていくのは並大抵のことではない。やっと僕の番がきました。
■何をしている時にタイトルマッチの話を聞いたのでしょうか?
辻本 練習中です。マネージャーから「もしかしたら(タイトルマッチが)決まるかもしれない」と聞いて、胸が熱くなりました。自分のことじゃないような、夢の舞台です。
■後輩が先にベルトを獲っていく中で、コツコツと辛抱しました。
辻本 自分は、デビュー戦で負けて初勝利も新人王を獲るのも時間がかかっています。その後も負けたり怪我をして一時離脱したりで、間延びしていて評価されるのは難しいかなと思っていました。
■1年に1回ペースでしたが、ここ6年間は負けなしです。
辻本 試合数が少ないので、誇れるってわけじゃないですかね。アマチュアで成績を残したわけでもないですし、デビュー戦も負けていて、スパーでもいつもボコボコにされている。スタートがマイナスで自己評価も低いからこそ、試合が決まらない時も腐らずにやってきました。いつか絶対にチャンスが来ると思いながら取り組んできました。それは、僕が一番尊敬している永野祐樹さんに言われました。
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