[インタビュー]2026.7.5
寺地拳四朗 運命は再び動き出す! 世界3階級制覇へ覚悟の挑戦
WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級3位の寺地拳四朗(34=BMB)は、7月20日(月・祝)、両国国技館で開催される「U-NEXT BOXING.6」のセミファイナルで、同級4位のイスラエル・ゴンサレス(29=メキシコ)との王座決定戦に臨む。
昨年12月、サウジアラビアで予定されていたIBF(国際ボクシング連盟)世界戦は、前日計量後に王者が体調不良で棄権し中止。世界3階級制覇への挑戦は、リングに上がることなく途絶えた。それでも気持ちを切らさず準備を続けた拳四朗に、WBO王座決定戦という新たなチャンスが巡ってきた。
世界戦は次戦で19度目。約10年にわたり世界の第一線で戦い続ける名王者は、「今回はより自信があります」と静かに言い切った。ゴンサレス攻略のポイントや、この階級への順応、そしてボクシング人生の現在地について聞いた。
■今回が約1年ぶりの試合になります。
拳四朗 そこに関しては、そこまで気にならないかな。前回がたまたまなくなっただけで調整はしていたので。1年空いた感じはそこまでないです。リングには上がっていないですが、一度は仕上げているわけですから。
■サウジアラビアでの試合が中止となりました。その後、ドバイにも行かれましたよね。
拳四朗 はい。勝って行く予定だったんですけどね。考えても仕方ないのでパッと切り替えました。しかし、向こうまで行ったので、より心のダメージはありました。「何をしに行ったんだろう」って。まぁ、いい経験になりました。
■それでも、すぐに世界戦ができる保証はなかったですよね。
拳四朗 ノンタイトル戦になると思っていました。なので(世界戦が決まって)ラッキーですし、ありがたいです。
■改めて、ゴンサレス選手の印象を教えてください。
拳四朗 序盤はやりにくそうですね。後半、ゆるくなってくる感じがします。
■「ゆるくなる」というのは?
拳四朗 集中力が落ちてくるというか。序盤、どれだけ早く自分のペースに持っていけるかが大事になってきます。
■拳四朗選手から距離を詰めていく展開になりそうですか?
拳四朗 ある程度、前には行きたいですが。ただ、変に打ち合うのは嫌ですね。その場で打ち合うのは強そうなので付き合いたくはないですね。しっかりと後ろに引くことを意識しています。
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