[コメント]2024.10.31
吉田実代が決戦後の胸の内を明かす

前IBF(国際ボクシング連盟)女子バンタム級王者の吉田実代(36=日本)は、日本時間10月25日(金)、米国ニューヨーク・マジソン・スクエアガーデン・シアターで、同級1位のシュレッター・メトカフ(40=米)を迎えて、初防衛戦に臨んだが判定負けで王座を失った。
終始、アグレッシブな姿勢を見せ吉田だが、ジャッジはメトカフを支持した。試合から1週間後、吉田陣営はIBFに異議を申し立て、再審査と再戦の義務付けを求めた。
「プロモーターであるディベラ・エンターテインメントから、IBFの必須試合でメトカフと対戦するオファーを受けて以来、私とチームは一丸となって戦略を練り直し、厳しいトレーニングに励んできました。メトカフは、体格を巧みに生かした独特のスタイルを持つ優れたボクサーです。昨年のメトカフ選手との対戦結果を教訓に、この試合では、前回の試合とは異なるアプローチを採用し、我々はラウンドを重ねるごとに、チームは勝利への自信を深めていきました」
「それだけに、結果は非常に残念であり、各方面で大きな議論を呼んでいることは承知しています。10ラウンド中、8ラウンドで私がパンチで上回り(うち6ラウンドは100%以上のパンチ差)、残りの2ラウンドで同点に追いついたという試合データに基づき、私のマネージャーがIBFに異議申し立てを行い、再審査と再戦の義務付けを求めています。私はこれからも前を向き、より一層の努力を重ねて精進してまいる所存ですので、今後ともボクサー吉田実代を応援していただければ幸いです」
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