IBF王者の吉田実代! マジソンスクエアガーデンで初防衛戦が決定!

　ビデラプロモーションは26日、IBF(国際ボクシング連盟)女子バンタム級王者の吉田実代(36=日本)の次戦を発表した。

　吉田は、現地時間10月23日(水)、米国ニューヨーク・マジソン・スクエア・ガーデンシアターで、同級1位のシュレッター・メトカフ(39=米)を迎え撃つ。

　昨年4月に活動拠点を米国に移した吉田は、同年12月、エバニー・ブリッジス(38=豪)に判定勝ちし、世界2階級制覇を達成。格闘技の殿堂で、メインイベンターを務める。

吉田実代コメント

　「昨年12月にエヴァニーを破り、2階級制覇できた後にマッチルーム興行だったので半年間の再戦オプション条項が付いていました。日本で開催されたマッチルーム興行にと打診されていましたが、それは叶いませんでした。結局、オプション施行中に試合をすることができなかったので、マッチルームとの契約は終わりました。王座統一戦やビックネームとビックファイトなどの可能性もありましたが、結局立ち消えてしまい今回、指名挑戦者のメカフと再戦が決まりました。女子ボクシングの現状を目の当たりにして考えさせられる面もありましたが、試合がなくても燃え尽きないように工夫して過ごしました。
昨年11月彼女に負けて1人でアクションを起こし、NYでメキシカンと言えばソサと聞き会いに行き、1から自分で作り上げたチームでどれだけ11ヶ月で自分が変われたのか楽しみ。同時にメカフとは(身長)12cm差でやりにくさもあるが、ここを勝って証明してまだまだ先を目指していきます」

　「今回はMSGでメインに抜擢されて少しずつNYやアメリカに認められて、ニューヨーカーになってきた感じです。ここを勝てば、さらに可能性が広がるので、交流のあるリナレスさんも今回セコンドサポート入ります。彼の経験値や存在感、それも心強いです。日本を離れた今でも応援してくださる皆さまありがとうございます」