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WBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級王者の井上岳志(31=ワールドスポーツ)が17日、オーストラリア・シドニーでWBOグローバル同級王者のティム・チュー(27=豪)に挑戦した。
WBO世界ランキング1位のチューと同級6位の井上による次期世界挑戦者決定戦ともいえる一戦。2万人の大観衆の中で戦った井上は、勝利を飾ることができたのか――。
WBO世界ランキング1位のチューと同級6位の井上による次期世界挑戦者決定戦ともいえる一戦。2万人の大観衆の中で戦った井上は、勝利を飾ることができたのか――。
ティム・チューが判定勝ち
序盤から重厚なプレスをかけたチューがペースを掌握。井上はブロックするがガードごと吹き飛ばされた。チューは左アッパーを織り交ぜた攻撃でポイントを連取。井上は必死にパンチを返すが、頑丈なチューを下がらせることができず。中盤、チューは強烈なボディブローを打ち込み倒しにかかるが、井上は驚異の粘りで打ち返す。最終12回、チューは右フックでダウンを奪い勝利を決定づけた。敵地オーストラリアに乗り込んだ井上だったが、チューの高い壁に阻まれた。
試合後のリング上でのインタビューでチューは「イノウエは本当のウォーリアー」だったと称えた。現地オーストラリアのファンによるSNSのコメントではチューを称賛。人気の高さがうかがえたが、井上の勇敢な戦いっぷりも十分なインパクトを与えたようだ。
試合後のリング上でのインタビューでチューは「イノウエは本当のウォーリアー」だったと称えた。現地オーストラリアのファンによるSNSのコメントではチューを称賛。人気の高さがうかがえたが、井上の勇敢な戦いっぷりも十分なインパクトを与えたようだ。