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日本バンタム級12位の入口裕貴(エスペランサ)が17日、伊丹市内のジムで大一番を前に意気込み会見に臨んだ。入口は、4月28日(日)に開催される「強拳.13伊丹から世界へ」のメインイベントで日本ユース・バンタム級王者の中川抹茶(角海老宝石)に挑戦する。昨年、日本ユース・スーパーバンタム級王者の水野拓哉(松田)に挑戦したが惜しくも判定負けを喫している。2度目のタイトルチャレンジに「とりあえず勝ちたい」と、拳を握った。
右:橋本隆志会長
会見の冒頭、橋本隆志会長は「サウスポーの中川選手は距離が遠くて、上手いボクサーだと思います。前後のスピードと、5KOですし、パンチもそこそこあると思っています。左ストレートが警戒ですね」と、対戦相手を分析した。「60〜70ラウンドのスパーリングで、良い調整はできているので、しっかり獲りたいと思います」と、自信を見せた。
とりあえず勝ちたいと入口
続いて、入口は「前回のタイトル戦は、リスクを追わないように試合中に考えてしまって、行けると思っていたけど、負けてしまったので、次の試合は、リスク背負ってでも倒しにいくボクシングをしたいです」と、前戦を振り返って、反省を生かすと語った。「中川選手は長身でサウスポー、サウスポーは特に気にしないですし、僕が追いかける形での試合展開になると思っています」と展開を予想。「久しぶりの大阪での試合なので、お客さんにたのしんでもらえるような試合をして、もちろん勝ち切るボクシングで試合に挑みたいと思います」と、意気込みを語った。
応援してくれていた父に勝利を捧げる
最後に入口は「3月11日に父親(孝信氏、享年40歳)が亡くなったので、良い報告ができるようにしたい」と、父に捧げる勝利を誓った。