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元WBO(世界ボクシング機構)ミニマム級王者の山中竜也(26=真正)と対戦する須藤大介(26=三迫)に強力な助っ人が加わった。
須藤は、同門でOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の麻生興一(35)にアドバイスをもらい山中攻略に全力を注いでいた。須藤と同じファイタースタイルの麻生は、「自分なりに感じたことを伝えた。後は大介が上手く消化してくれたら」と語った。
先輩の麻生興一からアドバイス
3月6日(日)に神戸市中央体育館で開催される「REAL SPIRITS.78」のメインイベント、ライトフライ級6回戦に出場する須藤は、「上体から突っ込んでしまい軸がブレてしまうので、修正していきたい」と手応えを感じていた。
須藤は、同門でOPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の麻生興一(35)にアドバイスをもらい山中攻略に全力を注いでいた。須藤と同じファイタースタイルの麻生は、「自分なりに感じたことを伝えた。後は大介が上手く消化してくれたら」と語った。
先輩の麻生興一からアドバイス
3月6日(日)に神戸市中央体育館で開催される「REAL SPIRITS.78」のメインイベント、ライトフライ級6回戦に出場する須藤は、「上体から突っ込んでしまい軸がブレてしまうので、修正していきたい」と手応えを感じていた。
「きっかけを掴めたら」麻生興一
麻生は「会長から頼まれて昨日から見ている。パンチがオープンになる癖があるので、そこを伝えた。啓太さん(須藤とコンビを組む鈴木啓太トレーナー)が求めているものがあるので、自分が教えることで難しくならないようにバランスを考えて伝えた。あとは『わからなくなったら聞いてね』と言った」。「真面目なので何かひとつきっかけを掴んだらいけると思う」と須藤の活躍に期待を寄せた。
「噛みついていく」
「山中さんが復帰するニュースを知っていたが、自分に試合の話がくるとは思わなかった」と胸の内を明かした須藤は、「左が多彩で上手くて、元世界チャンピオンということで経験がある。怖さはあるが負けに行くつもりはない。噛みつきにいく」と静かに闘志を燃やした。
右:鈴木啓太トレーナー
ここまで7勝しているが、まだKO勝ちはない。「倒せそうな試合もあったが、詰め切れることができなかった。チャンスに体が突っ込みすぎてしまった」。「今度の試合は6ラウンドなので、空回りしないように手数を出して攻めていきたい」と拳を握り締めた。
いざ神戸へ!
これまで18戦中、7回が敵地で沖縄と岡山では勝利している。「山中選手の覚悟に打ち勝てるボクシングを見せる」とアップセットを誓った。豊富な手数とスタミナを武器に戦う三迫ジム叩き上げボクサーが元世界王者の再起に待ったをかける!