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[立ち話]2020.8.18

ライトフライ級には俺もいる!

 IBF(国際ボクシング連盟)ライトフライ級8位の小西伶弥(27=SUN-RISE)は、昨年5月にIBF世界同級王者のフェリックス・アルバラード(31=ニカラグア)に判定負けを喫したが、3度目の世界挑戦に向けて所属ジムで精力的にトレーニングしていた。
 ライトフライ級は、WBC王者に寺地拳四朗(28=BMB)、WBAスーパー王者に京口紘人(26=ワタナベ)が君臨。国内に目を向けると、7月25日(土)に堀川謙一(40=三迫)がOPBF東洋太平洋王者、7月26日(日)には矢吹正道(28=緑)が日本王座に就き、タイトル戦線が大きく動いた。世界チャンピオンの座を狙う日本人選手が数多くいるライトフライ級において、小西は「ライトフライ級には自分もいることをアピールしていきたい」と待ったをかけた。
一から鍛え直している
 試合間隔が空いている小西だが、「怪我もなくしっかりと練習ができている。自分に足りなかった部分を強化できたのでプラスに捉えている」と、現在の状況について語った。6月から月に一度のペースで元世界3階級制覇王者の長谷川穂積氏の指導を受けていて、「技術的なことや、相手への対応の仕方などを教えていただき、これまでの自分を見直すことができている」と充実感を口にした。
大場浩平さんのストイックな姿勢に刺激を受ける
 この日は、元日本バンタム級王者で約6年ぶりにカムバックする大場浩平(35=SUN-RISE)と3ラウンドのスパーリングを披露した。プロになる前から憧れていたという大場の背中を見て「自分に対してすごくストイックな方で、普段の会話からもプロ意識の高さを感じる」と7歳上の先輩の姿に大いに刺激を受けているようだ。
世界王者になって関西を盛り上げる!
 ライトフライ級にこだわりがあるという小西は「2回も世界戦のチャンスをいただいたのにモノにできなかった。改めて一から這い上がっていこうという気持ち。国内でもう一度活躍して世界の舞台にいきたい。国内のチャンピオンを意識している」と、日本王座やOPBF東洋太平洋王座に狙いを定める。

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