[試合後談話]2024.12.6
ベルトを懸けて4度目の激突!

日本女子フェザー級王者の若狭与志枝(36=花形)対同級1位の三好喜美佳(40=川崎新田)が6日、後楽園ホールで開催された「DANGAN271」のセミファイナルで対戦した。
三好の2勝1敗で迎えた4度目の対決は、チャンピオンの若狭が先制攻撃を仕掛けた!
若狭がグイっと前に出て左フックを好打。ジャブからワンツーにつなげた三好だが、若狭はプッシュしながら、左右フックを叩きつけてペースを維持。3回には左アッパーを効果的に決めた。4回以降、三好はワンツー連打でポイントを挽回したが、この日の若狭は最後まで気持ちを切らさず攻め切った。
タイトル初防衛に成功した若狭は、「自分が望んでいた距離で戦うことができた。初回に左フックが当たって、リズムを掴むことができた。今日はアッパーもよく当たった。試合前に木村さん(木村章司トレーナー)から『12分間(2分×6ラウンド)だけ集中して戦おう』と言われたが、そのことはできたと思う。過去2度負けているので、今日は絶対に負けたくなかった」と、快勝に笑顔を浮かべた。
これで三好とは2勝2敗のイーブンとしたが、「三好さんとリング上で『これで最後にしましょう』と話した」と、5戦目は否定し、「世界に向けて突き進みたい」と、さらなる飛躍を誓った。
一方、王座奪還を果たすことができなかった三好は、「足を使う作戦だったが、打ち合いに付き合ってしまった。ワンツーが当たった場面もあったが、攻めきれなかった」と肩を落とした。
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