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ウェルター級OPBF東洋太平洋王者の豊嶋亮太(25=帝拳)とWBOアジアパシフィック王者の別府優樹(30=久留米櫛間&別府優樹)が19日、前日計量後にオンライン取材に応じた。明日20日に後楽園ホールで開催される第600回ダイナミックグローブのメインで対戦する。
豊嶋亮太(帝拳)66.6kg
66.6kgのリミットで計量をクリアした豊嶋は、同門のホルヘ・リナレス(35=帝拳)らと139ラウンドのスパーリングを消化。初防衛戦でアジア2冠を目指す。当初は今月初めに予定されていたこの試合は、コロナ禍の影響で延期されたが体調管理を含め順調に仕上げてきた。「勝ち方よりも勝つことが大事。KOシーンがあればいいが、12ラウンド戦い切って勝つ自信がある」と抱負を語ると「楽しみ。勝つことしか考えてない」と勝ちへの執念を口にした。
別府優樹(久留米櫛間)66.3kg
一方、300グラムアンダーの66.3kgで計量を終えた別府は昨日、飛行機で上京。コロナ禍を考慮し、家族は九州で吉報を待つこととなったが、120人ほどの応援団が明日の試合を会場で後押しする。スパーリングはマスボクシングを含めて50ラウンドと普段の約半分に留まったが「対人練習は少なかったが、練習内容を理解して取り組めた」とトレーニングの質にこだわった。「豊嶋選手は上手いので、ダメージを与えてKO決着を目指す」と九州の倒し屋も気合が入った。ファン待望の好カードに「統一戦だと評価も上がる」と大一番を前に静かに闘志を燃やした。