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終息の兆しが見えない新型コロナウィルス感染症の影響で、試合の延期や営業自粛要請のためジムの休館や営業時間の短縮とボクシング界にとって厳しい状況が続いている。
九州のジムに所属するWBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の別府優樹(28=久留米櫛間&別府優樹)も地元での試合が延期となり、ジムワークも満足にできていないという。3日、練習前に電話取材に応じた別府に現在の心境を聞いた。
九州のジムに所属するWBOアジアパシフィック・ウェルター級王者の別府優樹(28=久留米櫛間&別府優樹)も地元での試合が延期となり、ジムワークも満足にできていないという。3日、練習前に電話取材に応じた別府に現在の心境を聞いた。
プロ選手数名での練習
コロナウィルス拡大感染症予防のため、これまで週6回のジムワークを3回に減らし、ロードワークや自宅で筋力トレーニングで補っている。ジムでの練習も試合予定がある選手のみで行っているという。別府は「久留米でも感染者が2名出たので、ジムワークも継続していくか会長と検討している。人に触れないようにできる範囲で練習していくしかない」と語った。
できることをしていく
5月下旬に初防衛戦を予定していたが7月上旬に延期。しかし、7月も開催できるかは微妙な状況だ。「ボクサーにとって試合ができないのは厳しいが、今のままではお客さんも会場に足を運びにくいと思う。先行きは暗いですね」と胸の内を明かしたが「7月も試合ができるかわからず不安だが、試練だと思ってやっていくしかない」と九州のタイソンの気持ちは決して折れない。