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日本ウェルター級挑戦者決定戦の前日計量が20日、福岡県久留米市内のホテルで行われ、同級1位の別府優樹(久留米櫛間)と同級2位の永野佑樹(帝拳)が会場に姿を現した。試合は明日の地場産くるめで開催される興行のメインイベントで行われる。規定体重を無事にクリアした両者は意気込みを語った。
バッチリ仕上がった
"九州のタイソン"を異名を持つ別府は、ここまで19戦18勝(18KO)1分でKO率94.7%の強打者。鋭い踏み込みから左右ともに一撃でなぎ倒すパンチ力が魅力だ。400gアンダーの66.2kgでパスした別府は、「久しぶりに実力のある選手と地元で試合ができるので楽しみ。今からワクワクしている」と決戦が待ちきれない様子。
明日は打ち合いになる
サウスポーとの対戦は今回で3度目となるが、「右が当たりやすそう。失速しないようスタミナはつけてきたが、チャンスがあればどのラウンドでも倒せるように準備をしておく。地元のファンにアピールする試合を見せたい」と拳を握った。
現在12連勝中の永野
一方の永野は激闘型のサウスポーで、強烈な左ストレートを武器にここまで勝ち上がってきた。600gアンダーの66.0kgで秤を降りた永野は、「計量が終わって水分を採りホッとしている。あとは試合に向けて気持ちを上げていくだけ」とコメント。
相手はイメージ通り
敵地での試合となるが、福岡県大牟田市出身で明日は地元から30人の応援団が駆け付けるので心強いとも話し、「相手のパンチがどのくらいのものか受けてみないと分らないが、明日は倒し倒されの試合になる。自分が勝ち残って挑戦権を手に入れる」と静かに闘志を燃やした。