[囲み取材]2025.5.26
エディ・ハーン氏が井上尚弥vsアフマダリエフ戦が9月に契約完了を明言

英王手マッチルーム社のプロモーターであるエディ・ハーンが26日、横浜ベイシェラトンで行われた「「NTTドコモ presents Lemino BOXING 世界タイトルマッチ」に出席、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(32=大橋)と、ハーン氏がプロモートするWBA(世界ボクシング協会)同級暫定王者のムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)が、9月に対戦が計画されていることに関し、「契約は完了した」と明言した。
プロモートするIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級1位のエドアルド・ヌニェス(27=メキシコ)が王座決定戦に出場するため来日したハーン氏は、「日本にいる間に、大橋会長といろいろと話すつもり」とコメント。冗談交じりに「今は関係は悪くないが、明後日に力石(力石政法)が負けて、9月に井上が負けたら、私のことを嫌いになるかもね」と述べた。
井上は、日本時間の5月5日に米国ラスベガスでラモン・カルデナス(29=米)に8回TKO勝ちを収めたものの、2回にダウンを奪われた。ハーン氏は「カルデナスのような選手との対戦で、モチベーションが上がっていなかったのではないか」と分析、「ムロジョンとの試合では、もっとモチベーションを上げてくると思う」と語った。
続けて「ムロジョンは、ネリやカルデナスよりもパンチがあるし、井上がこれまで対戦した相手とは比べ物にならないくらい頭がいい。9月の試合は、井上にとって簡単な試合にはならない。ムロジョンが勝つと信じている」と、期待を込めて言葉を締めくくった。
ムロジョンは、日本時間の5月30日(金)にメキシコ・グアダラハラで、ノンタイトル戦に出場するが、「この試合は見に行かない」と話した。
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