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[公開練習]2024.8.24

井上尚弥に挑むTJ・ドヘニーが気合い十分!

 世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者(Undisputed Champion )の”モンスター”井上尚弥(31=大橋)に挑戦する元同級IBF(国際ボクシング連盟)チャンピオンの”ザ・パワー”ことTJ・ドヘニー(37=アイルランド)が24日、横浜市内の大橋ボクシングジムで練習を公開し、9月3日(火)の決戦に向けて、万全ぶりをアピールした。

 昨日、米国ボストンから成田空港到着便で来日したばかりのドヘニーだが、疲れた様子は全くなく、取材中、戦績30戦26勝(20KO)4敗のサウスポーからは、充実感が伝わってきた。


9年間コンビを組むヘクタートレーナー

 公開練習前には、ドヘニーが全幅の信頼を寄せるトレーナーのヘクター・バミューデス氏と2人で取材に応じた。

 昨日の来日取材の時と同様に、リラックスした様子のドヘニーは、米国スプリングフィールドでの10週間のキャンプを振り返り、「ワールドクラスの環境で、トレーニングができた。何かに絞って、オールラウンダーの井上対策をするのは、愚かなこと。今回はメンタルを強化できた」と述べ、「世界4団体タイトル戦(Undisputed Championship)以上の試合はない。これまでのキャリアで一番大きな試合になるので、モチベーションも高い。歳をとったとも思わないし、今が一番良い」と、37歳で迎える大一番に自信を示した。

今がキャリア最高のコンディション

 井上尚弥に関する質問には、「ファンタスティックなボクサーだ。彼にケチをつけるつもりはない」と、リスペクトを見せ、それが故に、最高のパフォーマンスが求められると自身を鼓舞した。それでも、モンスターとルイス・ネリ(メキシコ)の試合に触れ、「(井上も)人間だということを知ったよ」と、ジョークを言う余裕を見せ、「ダウンの後のリカバリー力と、勝ち切ったのはすごいと思ったよ」と改めて、世界2階級4団体統一王者を称えた。

脚力の強さをアピール

 試合の展開予想に関する質問には、「プロボクサーなので、残業代(オーバーワーク)は出ないので、早く終わらせられた方がいいね」と、KO決着を暗に示唆した。

 現在の体重と試合時の体重に関する質問には、「9月2日の午後1時は、122lb(55.3kg)だ」と話すに留めた。

 リラックスしていたドヘニーが怪訝そうな顔をしたのは、サム・グッドマン(豪)が、3ラウンド以内に井上が勝つと言う予想をしていることを聞かされた時だけ。いやーな顔をしていた。

上半身の強さが伝わってきた。

 公開練習では、ストレッチの後、ヘクタートレーナーを相手に、ミット打ちとドラム打ちを数分披露し、最後に「パッパッパ」と声を出しながら、シャドーで左ストレートと右フック、アッパーに力を込めた。

井上真吾トレーナーは体の強さを警戒

 軽めの公開練習だったが、視察に訪れた井上真吾トレーナーは、「体は強そうですね。上半身が強そうで、一発一発のパンチ力は強いと思った。尚弥もフィジカルは強くなっているが、足を止めあって、相手の土俵で打ち合う必要はない。ドヘニーのモチベーションを考えても、気をつけないといけない。フックが強そうだった、左のスウィングも。微妙な(パンチの)角度が今見れて良かった」と総括した。

 記者から、「尚弥にとってはやり易い相手ではないか」と感想を聞かれると「気負いなく、尚弥のボクシングを普通にやれば大丈夫。前回のダウンがあったので、冷静にできると思う」と答えた。その上で、「尚弥の仕上がりはいいですよ。来週月曜日が最後のスパーリングになるが、5ラウンドやれば、ちょうど100ラウンドになる」と太鼓判を押した。


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