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[公開練習]2022.4.18

武居由樹にフルラウンド指令!

 元K-1ワールドグランプリ・スーパーバンタム級王者でボクシング転向4戦目のリングに上がる武居由樹(25=大橋)が18日、オンライン会見を開いた。
 
 4月22日(金)に後楽園ホールで開催される「フェニックスバトル.87」スーパーバンタム級10回戦で日本同級16位の河村真吾(31=堺春木)と対戦する武居は、ここまでの3試合すべてを初回勝ちしている。

 次戦もノックアウト勝ちが期待される中、大橋秀行会長は「早いラウンドでのKO勝ちはお客さんは喜ぶかもしれないが、期待に応えようとしてしまい、自分のボクシングができなくなってしまう。肩の力を抜いて次は判定勝ちで」と今後を見据えた上での注文をつけた。
「判定勝ちでいい」大橋秀行会長
 2月22日(火)に行われた発表会見で「1ラウンドで倒してほしい」とノルマを課した大橋会長だが、「長いラウンドでのディフェンス面や10ラウンド戦えるスタミナを確認したい」と武居の実力を見極めるとした。次戦をクリアすれば、さらに上のステージを用意しているようだ。
「スタミナも問題ない」
 武居も「打ち合って盛り上がる試合ではなくて、しっかりと打って倒す試合を見せたい。スタミナも強化してきたので問題ない。判定勝ちでもKOでもどちらの準備もしている」と進化した姿を見せるつもりだ。
5年前の4月22日にK-1チャンピオンに就いた
 5年前の4月22日は、武居が初めてK-1チャンピオンになった日だ。「K-1のベルトを獲った日で運命的なものを感じる」と話すと、「相手はガンガン前に出てくる気持ちが強い選手。簡単には倒せないと思うがインパクトがある試合を見せたい」と意気込んだ。
八重樫東トレーナーと技術の向上に取り組む
 元世界3階級制覇王者で武居とコンビを組んでいる八重樫東トレーナー(39)は「結果的に1ラウンドKOが続いているが、ボクシングの技術の向上、スキルを上げるといった練習は継続的にしている」と、長所を残しつつ課題に取り組んでいることを明かした。
4月22日、後楽園ホールでゴング!
 今回の試合に向けて元日本・OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の和氣慎吾(34=FLARE山上)、日本バンタム級4位の南出仁(26=セレス)、日本スーパーバンタム級8位の水谷直人(33=KG大和)といったサウスポーとのスパーリングで調整している。

 4戦目でどのようなパフォーマンスを見せるのか!?武居のテクニックに注目だ!

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