[前日計量]2025.10.14
倒れても立ち上がる! ベテランの意地で再出発!
元WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王者の奥田朋子(42=堺春木)が14日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨んだ。
復活を期す奥田は、明日(15日)、後楽園ホールで開催される「WLD vol.4」女子52.5s契約6回戦で、日本女子フライ級3位の柳尾美佳(30=花形)と拳を交える。
試合の模様はTravelTVで無料ライブ配信され、当日は先着250名にミニチュアグローブがプレゼントされる予定だ。
1年ぶりの実戦に臨む奥田は、計量で契約体重を100g下回る52.4sをマーク。昨年9月、メキシコでWBCシルバー王者ガブリエラ・サンチェス(30=メキシコ)に挑戦したが、判定負けを喫した。
その後、進退を熟考するためにボクシングから一時離れたが、奥田は再び拳を握る決意を固めた。「万全の状態じゃない中で負けて、このままでは後悔する。まだ自分に期待したい」。復活を期すベテランは、強い眼差しでそう語った。
キャリアの差を見せる
「相手はガツガツ前に出てくるタイプだが、キャリアの差を見せたい。今後のステップにつながる試合にしたい」と気合十分。世界王座返り咲きへの道を、再び踏み出す。
一方、52.5sでパスした柳尾は、「奥田選手は元世界チャンピオン。挑戦者のつもりで積極的に仕掛けたい」と静かに闘志を燃やした。
また、前WBA・WBOアトム級統一王者の松田恵里(31)が花形ジムに移籍したことにも触れ、「松田さんからのアドバイスで気づきが多い。ジムも活気づいた」と語った。
柳尾は「知名度の高い奥田選手に勝って、タイトルを目指す」と言葉に力を込めた。
元WBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の渡邉卓也(36=DANGAN)も再起をかけて登場、スーパーフェザー級8回戦でパティパーン・クロンクラーン(27=タイ)と対戦する。
渡邉はスーパーフェザー級リミットの58.9s、パティパーンは500gアンダーの58.4sでクリアした。
今年4月、OPBF東洋太平洋同級王者・波田大和(28=帝拳)に挑戦し、5回TKO負けを喫した渡邉。「続けるか辞めるか悩んだが、まだ燃え尽きていない」と、再びリングに戻る決意をした。
「ただ戦うだけでは意味がない。結果はもちろん、成長した姿を見せたい」。現役最多となる58戦目のリングで、渡邉は何を見せるのか!
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