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日本スーパーウェルター級王座決定戦の前日計量が14日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、同級1位の新藤寛之(31=宮田)と同級2位の丸木凌介(27=天熊丸木)が会場に姿を現した。試合は明日の後楽園ホールで開催される「DANGAN212」のセミファイナルでセットされている。
いつも通りに戦う
25戦目のリングに上がる新藤は100gアンダーの69.7kgでクリアした。ウェルター級に続き、日本タイトル2階級制覇を目指す新藤は「再起を決めてからここを目標にしてきた。相手の左フックに気をつけて明日は勝負にこだわりたい」。「チケットを買ってくれた人のためにも楽しんでもらえる試合をしたい」と意気込みを口にした。日本王座を陥落してから約2年が経過。失ったベルトを再び取り戻しにいく。
日本王者は遠い存在ではない
一方、2度目の日本王座に挑む丸木はリミットちょうどの69.8kgで合格。「パワータイプやスピードタイプなどいろいろな選手とスパーリングを重ねてきてサウスポー対策はバッチリ。ジャブを軸にする自分のボクシングは変えない」と拳を握った。約5年半ぶりの後楽園ホールでの試合となるが「久しぶりなので聖地の雰囲気を楽しみたい」とリラックスした表情で語った。今年で27年目となる天熊丸木ジム初の日本チャンピオンを目指す。