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[試合後会見]2021.3.11

世界ランカー平岡アンディがメインに登場!

 IBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級12位の平岡アンディ(24=大橋)が11日、後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル.76」メインイベント、65.2kg契約8回戦に出場。日本同級15位の木村文祐(33=JM加古川拳)と対戦した。
 米国大手トップランク社と契約している平岡は、ラスベガスで2戦してKO勝利した。約1年8ヶ月ぶりに日本のリングでどのようなパフォーマンスを見せたのかーー。
平岡アンディ(大橋)が圧勝
  サウスポー平岡が力強いボクシングで圧勝した。初回からジャブでプレスをかけていくと左右アッパーでコーナーに詰めてペースを掌握。2回になるとコーナーに押し込んでパワフルな連打でダメージを与えた。3回、ガードを固める木村に対し、上下に打ち分けると左右をまとめてレフェリーストップに持ち込んだ。
「ベルトに挑戦したい」
 「セミファイナルを見てスイッチが入りました」と元K-1世界王者の武居由樹(24)の初回KO勝ちを見て火が付いたという平岡は、「理想のボクシングからすると今日は60%の出来だったが、久しぶりの日本のリングで勝つところを見せることができて良かった」と会心の勝利に胸を張った。
 続けて「日本で世界挑戦するためには国内のベルトがないといけない。そろそろベルトが欲しい」とタイトル獲得に意欲を示した。
タイトル獲得へ王手をかけた
 会見に同席した大橋秀行会長は「前回、苦戦した相手(2018年2月、平岡は木村に判定勝ち)に成長した姿を見せた」と平岡の活躍を褒め称えた。
 現在、空位となっているWBOアジアパシフィック王座挑戦への優先権があると明かし、WBOアジアパシフィック王座決定戦への出場、もしくは同門で同じくトップランク社と契約している井上尚弥(27)が海外戦を行った場合、平岡も出場する可能性があると語った。

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