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[立ち話]2020.9.30

ストロング小林佑樹が新スタイルを確立!

 WBOアジアパシフィック・バンタム級王者のストロング小林佑樹(29=六島)が、変則スタイルに磨きをかけている。昨年5月にベン・マナンクィル(28=比国)に挑戦した小林は、試合の1ヶ月前に武市晃輔チーフトレーナーの指示で、本来のオーソドックススタイルから急遽、サウスポーへのスイッチ戦法を取り入れ、難敵王者を攻略した。
 王座に就いてから1年4ヶ月が経った小林は、スイッチに磨きをかけていた。25日に所属ジムで取材に応じた小林は、「スイッチとはまた違うんです」と語った。
※取材時のみマスクを外していただきました。
スムーズにチェンジしていた
 「スイッチというより仁王立ちスタイルです。相手にとって右か左かわからないと思います」。練習ではオーソドックスからサウスポー、さらにまたオーソドックスへと実にスムーズにチェンジしていて完全に板についた様子だ。「昨年12月の初防衛戦でも無意識に何度か出せていた」。持ち前のフィジカルの強さを活かせる変則スタイルだ。
1日3部練習で追い込む
 次戦は決まっていないが、近日中に午前中はロードワーク、夕方はインターバル走、夜はジムワークと武市氏と3部に分けて練習を始めるという。「試合が決まっていないからといってモチベーションが下がることはない」と、まさにボクシング漬けの一日を送っている。
進化したストロング小林佑樹に期待!
 現在、IBF12位、WBO14位につけているが「まだ世界ランカーとは認められていないと思う。周りからもっと認められるように頑張ります」と拳を握りしめた。

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