[試合後会見]2025.11.1
尾川堅一! 浦川大将の思いとともに歩む世界再挑戦ロード

元IBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級王者の尾川堅一(37=帝拳)が1日、後楽園ホールで開催された「DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.37」のメインイベントに出場。132LB(約59.8s)契約10回戦でプレスコ・カルコシア(29=比)と対戦した。
事前に「世界へのGOサインをもらう試合にする」と語っていた尾川だけに、そのパフォーマンスに大きな注目が集まった。
序盤、尾川はジワジワと距離を詰め、右ストレートの射程を計測。一方のカルコシアは下がりながらのジャブで応戦。4回には相手の右オーバーハンドを被弾したものの、尾川は落ち着いたままリズムを崩さず。勝負が決まったのは5回。左ボディで動きを止めると、素早いステップインから再び左ボディをえぐり込み、カルコシアをキャンバスへ沈めた。
試合後のリング上インタビューで尾川は、涙をこらえられなかった。「浦川の家族が見に来ている前で勝てて良かった。浦川のことは一生忘れないでほしい。世界チャンピオンに返り咲いて必ず恩返しします」。
言葉に詰まりながら語ったのは、今年8月に急性硬膜下血腫の開頭手術後に亡くなった後輩の浦川大将さん(享年28)への想い。尾川は試合前、浦川さんの仏壇に手を合わせてから会場へ向かったという。囲み取材では「浦川に良い姿を見せることができた」と胸の内を明かした。
「相手のジャブがやりにくかったが、焦れずに取り組んできた"歩きながら距離を詰める"ボクシングができた。最後は左ボディで仕留められたのはプラス」と振り返った。
現在、WBOランキング2位につける尾川。ただ、王者のエマニエル・ナバレッテ(30=メキシコ)は、IBF王者エドアルド・ヌニェス(28=メキシコ)との王座統一戦が計画されており、尾川へのチャンスは読みづらい。それでも「いつ来てもいいようにコンディションを作っていくしかない」と前を向いた。
一方、左ボディで沈んだカルコシアは「全ラウンドで良いパンチを出せたが、最後の左ボディが効いた。尾川は元世界王者として強かった」と潔く振り返った。
シェアする
LINEで送る
// google adsence
if(empty($_SESSION['login'])){
//echo $googleAdsense_multiplex;
//echo $googleAdsense_infeed;
}
?>