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[試合後談話]2018.2.28

大橋ジムの日本ユース王者が登場!

 日本ユース・スーパーライト級王者の平岡アンディ(21=大橋)と日本ユース・フェザー級王者の溜田剛士(24=大橋)が28日に後楽園ホールで開催された「フェニックスバトル」に出場。大橋ジム期待の新鋭が連勝を目指してリングに上がった。 
平岡が判定勝ち
 平岡はスーパーライト級8回戦で木村文祐(30=JM加古川)と対戦。サウスポー平岡が上下にジャブを散らしてプレスをかけると、2回になるとワンツーアッパーで攻め立てペースを握った。関西からランキングを奪いにきた木村は反撃の糸口を探すが懐の深さに見つけられない。中盤は平岡が追いかける展開を作るが、木村も粘り強く戦い逆転を狙った。最後まで決定打が生まれず試合終了のゴングとなった。
もっと経験を積んで強くなる
 デビューからの連勝を12に伸ばした平岡は「思っていた以上にやりにくく、スタミナを消耗してしまった。正確なパンチが打てなかったのも反省点のひとつ。スパーリングではできてているので、あとは試合で出すだけです」と笑顔はなかった。
ストップに持ち込んだ
 溜田は57.5kg契約8回戦でデッリヤ・クラムールウォング(タイ)と激突。溜田がジャブで距離を測りながら右ストレートを飛ばし慎重な立ち上がりを見せた。4回、溜田は左ボディから右を放つが、巧みにパンチを殺すクラムールウォングに決定打を打ち込むことができない。5回、溜田は左フックでぐらつかせるとコーナーに詰めて連打で攻勢。最後は左ボディをめり込ませキャンバスに沈めた。
リズムが掴めなかった
 最後は持ち前の強打を爆発させてKOした溜田は「いつも雑になってしまうので、丁寧に攻めたら空回りしてしまった。結果オーライだが、相手に何もさせないことをイメージしていたので良くなかった」と苦笑いを浮かべた。今後に関して「日本や東洋、世界に通用する選手になりたい」と高みを目指すと誓った。

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