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[海外ニュース]2018.5.26

前王者レミュー 再起戦を前に体重超過

 前IBF(国際ボクシング連盟)ミドル級王者で現在はWBC(世界ボクシング評議会)4位、WBO(世界ボクシング機構)10位にランクされるデビッド・レミュー(29=カナダ)は26日(日本時間27日)、カナダのケベックシティでWBC18位のカリム・アキュール(31=アルジェリア/仏)と対戦する。昨年12月にビリー・ジョー・サンダース(28=英)の持つWBO王座に挑んで判定負けを喫したレミューにとっては再起戦になるが、その試合を前に計量で体重オーバーという失態を犯した。

 ミドル級の上限体重は160ポンド(約72.5キロ)だが、159ポンド(約72.1キロ)のアキュールに対しレミューは162ポンド(約73.4キロ)だった。1時間後、再計量をせずにレミューはギブアップを申し出た。レミューは15年6月にアッサン・エンダム(カメルーン/仏)に12回判定勝ちを収めてIBF王座を獲得したが、4ヵ月後にゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/米)に8回TKO負けを喫して無冠に戻った。16年3月には再起戦が組まれたが、このときは163ポンド(約73.9キロ)の契約体重をつくることができず、試合がキャンセルになった。これを機に陣営はスーパーミドル級に上げるとしている。

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