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ボクシング興行では珍しいスペインの英国領、ジブラルタルのヨーロッパ・ポイント・スポーツ・コンプレックスで27日(日本時間28日)、マッチルーム・ボクシング主催のWBC(世界ボクシング機構)ヘビー級暫定タイトル戦で、暫定王者アレクサンドル・ポベトキン(42=ロシア)と同前王者ディリアン・ホワイト(32=英)のダイレクトリマッチが行われた。
マッチルームはWBA世界ライトフライ級スーパーチャンピオン京口紘人(27=ワタナベ)とも契約した世界的プロモーター、エディ・ハーン氏が代表を務める英国のプロモーション会社で、DAZNとも大型契約を結んでいるため、日本でもライブ配信を楽しめる機会が増えている。次回は4月3日(土)23時からウズベキスタンより配信される岩佐亮佑(セレス)の世界戦だ。
ホワイトが倒してリベンジ
前に出たのはホワイト、初回から右でポベトキンをロープまで後退させる立ち上がり。続く2回に反撃に出るポベトキンも前に出てペースを奪い返しに出た。しかし、3回もホワイトが右のカウンターを決めて、ポベトキンにダメージを与えていった。そして迎えた4回、ホワイトが再び右ストレートを撃ち抜くと、ポベトキンはロープまで吹っ飛び、追撃の連打でダウン。なんとか立ち上がるもレフェリーが試合をストップ。ホワイトが4回2分39秒TKO勝利でリベンジに成功するとともに暫定王座返り咲きを果たした。
再びヘビー級トップ戦線に戻ってきたホワイトの戦績は30戦28勝(19KO)2敗、調子が上がらず破れたポベトキンは40戦36勝(25KO)3敗1分とした。
再びヘビー級トップ戦線に戻ってきたホワイトの戦績は30戦28勝(19KO)2敗、調子が上がらず破れたポベトキンは40戦36勝(25KO)3敗1分とした。