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WBA(世界ボクシング協会)スーパー・IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級王者のアンソニー・ジョシュア(英国)が22日(日本時間23日)、英国・ロンドンのウェンブリースタジアムで元WBA同級王者で現在はWBA2位、IBF3位、WBO1位のアレキサンデル・ポベトキン(ロシア)を迎えて防衛戦を行った。9万人の観衆が見守る中、ジョシュアの強打が爆発したのか?それともポベトキンが王座返り咲きを果たしたのか――。
ジョシュアが快勝した
立ち上がりは17pのリーチ差を活かしたジョシュアがジャブを飛ばし距離を作るのに対し、ポベトキンは慎重な試合運びを見せていたが、ラウンド終盤に飛び込んで左フックで腰を沈め、ウェンブリーの会場をざわつかせる。ジョシュアは独特のタイミングで入ってくるポベトキンになかなか右ストレートを出すことができない。それでもジョシュアはあわてることなく4回にジャブで左目上を切り裂くと、6回には右フックをヒット。ポベトキンの返しの左フックもスウェーで回避した。7回、ジョシュアは右ストレートで後退させると、一気に攻めて左フックから右ストレートを振り抜きダウンを先取。手負いのポベトキンにパンチをまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。序盤は手を焼いたが、王者の力の見せつけたジョシュアがベルトを守った。
ジョシュアはWBAは3度目、IBF6度目、WBO初防衛に成功。戦績を22戦全勝(21KO)とした。一方のポベトキンは36戦34勝(24KO)2敗。
ジョシュアはWBAは3度目、IBF6度目、WBO初防衛に成功。戦績を22戦全勝(21KO)とした。一方のポベトキンは36戦34勝(24KO)2敗。