海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
かねてより正式発表を待つばかりとなっていたWBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級タイトルマッチ。王者のデオンタイ・ワイルダー(米国)vs元同級統一王者WBC同級3位のタイソン・ヒューリー(英国)の対戦が、12月1日(日本時間12月2日)米国で開催されることで合意。プロモーターのPBCが21日(日本時間22日)にメディアに向けて契約締結の発表をリリース、米国ではショータイムによるPPV放送となることも合わせて発表された。
8月のフェイスオフからようやく決定!
両者の対戦が内定されたのは8月、英国でフューリーが復帰第2戦を勝利した直後のリング上だった。リングサイドで観戦していたWBC王者がリングに上がり、勝利したばかりの元統一王者とフェイスオフし、互いに罵り合いを展開して次の対戦を煽った。その後すぐにも正式発表されるかと思われたが、開催地などの話し合いが持たれ、今日まで発表がずれ込むことになった。なお候補地はロサンゼルスのステイプルズ・センターかラスベガスのマンダレイベイ・リゾート・カジノのいずれかになるようだ。
世界ヘビー級戦線が騒がしくなって来た!
世界ヘビー級戦線が騒がしい事態となっている。ドイツ・ケルンで29日(日本時間30日)開催予定だったWBA(世界ボクシング協会)ヘビー級正規タイトルマッチ、王者マヌエル・チャー(ドイツ)vsWBA3位フレス・オケンド(アメリカ)は、チャーのドーピング検査による失格でキャンセルに。そして明日の22日(日本時間23日)は英国・ロンドンでWBAスーパー、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級タイトルマッチ、王者アンソニー・ジョシュア(英国)と挑戦者アレキサンダル・ポベトキン(ロシア)が対決する。トップファイター達がしのぎを削った先に待つものは、夢の"Undisputed (比類なき)"4冠王者となることをボクシングファンは楽しみに待っている。