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WBC(世界ボクシング評議会)ライト級王座とIBF(国際ボクシング連盟)スーパーライト級王座を持っているミゲール・マイキー・ガルシア(30=米)は、両団体からキープする王座の選択を迫られていたが、このほどWBCライト級王座を返上することになった。これによりIBFスーパーライト級の指名挑戦権を持つイバン・バランチク(25=露/ベラルーシ/米)との防衛戦に向かうことになった。
ガルシアは昨年1月にWBCライト級王座を獲得して3階級制覇を成し遂げ、リピネッツ戦では4階級制覇を達成した。以前はライト級に留まると話していたが、対戦を望んでいたWBA(世界ボクシング協会)王者ホルヘ・リナレス(帝拳)対ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)が決まったことなどから、スーパーライト級への正式転向を決断したようだ。38戦全勝(30KO)。そのガルシアへの指名挑戦権を持つバランチクは体力のある好戦派で、「ザ・ビースト(野獣)」のニックネームを持つ危険なファイターだ。18戦全勝(11KO)。両陣営は3月22日から30日以内に交渉をまとめる義務を負い、不調に終わった場合は興行権入札が行われる。