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IBF(国際ボクシング)スーパーライト級王者セルゲイ・リピネッツ(28=カザフスタン/露/米)対3階級制覇の実績を持つWBC(世界ボクシング評議会)ライト級王者ミゲール・マイキー・ガルシア(30=米)の12回戦は3月10日、米国テキサス州サンアントニオのフリーマン・コロシアムで行われる。試合19日前となった20日(日本時間21日)、両者がロサンゼルスでメディアの取材に応じた。
ライト級王座を保持したまま4階級制覇に挑むガルシアは「セルゲイを見て気づくのは体が大きいということ。彼は私よりも大きいので、しっかりと体重をつくらなければいけない。彼は若く、王座を奪ったばかりなので失うものがない。すべてをぶつけてくるだろう」と警戒の色をみせた。これに対しリピネッツは「マイキーは優れたファイターだと思う。特に防御のスキルに長けている。試合に備えて準備をするつもりだ。それは汗、血、涙になるだろう」と意気込みを口にした。身長168センチ、リーチ173センチのガルシアは37戦全勝(30KO)、身長とリーチは170センチながら体の厚みがあるリピネッツは13戦全勝(10KO)。オッズは10対1の大差でガルシア有利と出ている。