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フェザー級でWBC(世界ボクシング評議会)とWBO(世界ボクシング機構)で1位、IBF(国際ボクシング)で4位にランクされるジョセフ・ディアス(25=米)は22日(日本時間23日)、米国カリフォルニア州インディオのファンタジー・スプリングス・リゾート&カジノで元WBCスーパーバンタム級王者ビクトル・テラサス(35=メキシコ)と10回戦を行った。
アマチュア時代、11年世界選手権でオスカル・バルデス(メキシコ=現WBOフェザー級王者)に22対21でポイント勝ちするなどしてベスト8に入り、12年ロンドン五輪にも出場(バンタム級16強)した実績を持つディアスは、この日は元世界王者を圧倒した。初回半ば、ディアスは左ボディブローで先制のダウンを奪い、ラウンド終盤には左フックを頭部にヒットしてダウンを追加。3回、今度は左フックをボディに叩き込み3度目のダウンを奪ってフィニッシュした。KOタイムは3回3分ちょうどだった。NABFとNABOの北米王座を防衛したディアスは指名挑戦者として5月か6月、WBC王者ゲイリー・ラッセルに挑む予定だ。26戦全勝(14KO)。敗れたテラサスは45戦38勝(21KO)5敗2分。最近の5戦は1勝3敗1分と不調が続いている。