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ミドル級時代にIBF(国際ボクシング連盟)王座を10度防衛し、スーパーミドル級ではWBO(世界ボクシング機構)王座を2度獲得した実績を持つアルツール・アブラハム(38=アルメニア/独)が4月28日、ドイツのオッフェンブルクで元世界ランカーのパトリック・ニールセン(26=デンマーク)と対戦することになった。両者は直近の試合では敗れており、ともに再起戦となる。
アブラハムは2年前にヒルベルト・ラミレス(メキシコ)に大差の12回判定負けを喫してWBOスーパーミドル級王座を失い、2連勝後の昨年7月にはクリス・ユーバンク・ジュニア(英)にも敗れた。しかし、「引退するつもりはない。再び世界王座を手にしたい」と意気盛んだ。52戦46勝(30KO)6敗。ニールセンは14年6月にドミトリー・チュディノフ(露)の持つWBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王座に挑戦したが、12回判定負け。再起して7連勝を収めたが、昨年10月にジョン・ライダー(英)に5回KOで敗れている。31戦29勝(14KO)2敗。