村田諒太とゴロフキンがついに対面!

　WBA(世界ボクシング協会)ミドル級スーパー王者の村田諒太(36=帝拳)と、IBF(国際ボクシング連盟)同級王者のゲンナジー・ゴロフキン(39=カザフスタン)が7日、都内で記者会見に臨んだ。

　歴史的一戦まで残り2日!  2人のミドル級世界チャンピオンがついに対面した。両者は4月9日(土)、さいたまスーパーアリーナで、2団体世界王座統一戦で対決する。

　来日以来、初めて公式の場に姿を見せたゴロフキンは、「いま日本にいることが光栄で、タイトルマッチができることに感謝している。(村田のことは)人として尊敬している。時間があったので、より良い準備ができた、良い試合になることを約束する。普通のことをすることが大変な状況。このイベントを実現するために多くの関係者が動いてくれた。期待に応える試合をする」と、試合に向けて意気込みを語った。

　前日計量が行われる4月8日はGGGの誕生日。「明日は40歳の誕生日を迎えるが、日本にいることは特別なこと」と、大きな節目を日本で迎えることを強調した。

　一方、2人並んで写真撮影をした時にも一切表情を変えることはなかった村田は「日本でゴロフキンと試合ができることに感謝しています。(昨年)12月に試合が流れたが、いろいろな条件が揃わないとできなく、リスクがある中で開催が実現でき、関係者に感謝しています」と、超注目の一戦がようやく開催出来ることに対し緊張感を持って、ファンに報告した。

　試合に関しては「(延期になって)スパーリングの量が増えて、良いトレーニングができた。今日、明日、明後日で、いろいろな感情になるので予測はできない」と話すに留めた。

レフェリー:ルイス・パボン(プエルトリコ)
ジャッジ:グレン・フェルドマン(米国)
ジャッジ:ロバート・ホイル(米国)
ジャッジ:アレックス・レビン(米国)
立会人:ホセ・ゴメス(パナマ)
立会人:ベンジャミン・ケイルティー(オーストラリア)