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元WBA(世界ボクシング協会)、IBF(国際ボクシング)スーパーライト級王者アミール・カーン(31=英)は4月21日、英国リバプールのエコー・アリーナで約2年ぶりの再起戦を行うことになっているが、その相手が元WBC(世界ボクシング評議会)インターナショナル・ウェルター級王者のフィル・ロ・グレコ(33=カナダ)に決まった。カーンは「4月21日が待ちきれない」と久しぶりのリングを楽しみにしている。
アミール・カーンの人気は健在
カーンは16年5月、当時のWBCミドル級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)に挑戦して健闘したが、6回に右ストレートを浴びてKO負けを喫した。その後は何度か再起戦の計画が浮上しては消えていた。こうしたなか昨年末にマッチルーム・ボクシングとプロモート契約を交わし、今回の再起戦が決まった。35戦31勝(19KO)4敗。のちに世界王者になるショーン・ポーター(米)に10回判定負け、エロール・スペンス(米)には3回TKO負けを喫しているグレコは31戦28勝(15KO)3敗。