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元WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級スーパー王者ギジェルモ・リゴンドー(37=キューバ/米)は、賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)」への参戦を打診されたが、バンタム級に体重が落ちないことからエントリーを断念したという。リゴンドーは昨年12月、ワシル・ロマチェンコ(30=ウクライナ/米)の持つWBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王座に挑んだが6回終了TKO負けを喫している。
リゴンドーは2階級上げてロマチェンコに挑んだが、サイドへの動きについていけずに完敗。保持していたWBAスーパー王座も剥奪された。試合後には現役を続行する意思を明かしていたが、再起戦が決まらないまま現在に至る。そうした折りにバンタム級でWBSSが開催されることになり、リゴンドーにも参戦の誘いがあったという。しかし、リゴンドーは医師に相談した結果、バンタム級に体重を落とすことは肉体的なリスクを伴うと忠告を受けたため参戦を断念したと伝えられる。現在、WBAはじめ主要4団体のランキングにリゴンドーの名前は見当たらない。